裏方的仕事は押し付ける

出会った頃、J男は私に、いくつもの業界団体で熱心に活動していることをアピールしてきました。業界歴が長く、業界誌に載ったり、テレビ出演もしたことがあり、「この業界は今後・・・」と熱く語るJ男に対して、最初は純粋に「すごいなあ」と思っていました(なぜか活動内容には興味がわかなかったですが)。

でも一緒に働くようになって、「あれ?この人、目立つことはエネルギッシュにやるけど、目立たない裏方作業は人に押し付けようとしてない?」「言ってることも思ってたよりかなり底が浅いな…」と感じるようになりました。

実際、役職についていた団体では、セッティングなどの裏方作業は目下の人に押し付けていたようです。それが発覚し、ある日代表の方に電話で指摘・注意されていました。その時に電話口で繰り返し、
「いやぁ、こんなこと〇〇さんも言いづらかったでしょうに。」
と言っていて「ええっ、今自分が怒られてるのに何様?!」と引いてしまいました。私がJ男の明らかな非を指摘した時も、この「ペグさんも言いづらかったと思いますけどー」というセリフが出てきたので、「非を指摘してきた相手を気遣う寛容さをアピールして、自分が上であることを示したいんだな」と気付きました。

電話を切った後は、「〇〇さんは真面目すぎるんだよなぁ」と言って、ヘラヘラしながら帰っていきました。その日私は、J男に押し付けられた仕事と、無理やり連れて行かれた食事・酔っ払ったJ男の自分語りに付き合わされたせいで、自分の作業予定が遅れて帰れなかったこともあって、ひたすら「う、うわぁ…」となったのを覚えています。

別の日にはSNSで「団体への参加者が少ない!」と、憤りに溢れた投稿をしていました。そして先述の代表の方に諭しコメントをつけられていました。小学生が担任の先生にもらうコメントみたいでした。

意外と何にもしていない

それ以外の団体でも、最初の話では舵を取るポジションで活動している印象を持っていたのですが、実際は正式加入しておらず、スポットでイベント参加しているだけでした。

「なーんだ、自分が責任を負って手間かけてやってることって1つもないじゃん。あんなに偉そうに言ってたのに。」というのが実際に近付いてから分かったことの1つです。

今日のブログ紹介

自己愛被害について調べている人なら一度はたどり着くであろうブログ「モラハラ資料」でも、こんな記事があります。

mora110.blog.fc2.com

仕事で近い距離にいる方の場合、「あーもうわかり過ぎる!」となると思います。

目立たずに成果を出し続けるのもすごいこと

私はJ男と関わったことで、「メディアに取り上げられるからと言って立派な人とは限らない」と身に染みて分かりました。メディアは「素晴らしい活動」の部分だけ切り取るので、それを目にした人たちが「すごいなぁ」となるのは仕方ないですね。J男の10年以上前の過去の業績を見て、「講演をお願いしたい」と連絡してくる人もいたほどです。世の中って意外と、そんな表面的な部分しか見えていない状態で、あの人はすごいとかダメだとか評価しているのかもしれません。扉が開く前の私もそうだったと思います。

でも今の私は、
「平凡な日常の中で、周囲の人を大切にしながら(←重要)、目立たない仕事を誠実にやることだって、簡単そうに見えてなかなかできないことだよな。」
と思っています。