ほかの女性の存在で混乱させられる

記事はいくつか書き溜めているのですが、エピソードを書いていると「あんなこともされた」「あの言動もこれと関連してる」と芋づる式に記憶が蘇ってきて、どんどん話が発散してしまって、なかなか簡潔な記事にまとまらずもどかしいです。

 

さて、「自己愛の男性は、嫌がらせのために他の女性の存在を使う」というのはネットでよく目にしていた特徴でした。私は恋愛関係ではなかったので、あまり参考にしていなかったのですが、異性の存在でモヤモヤしたことはありました。

仕事場に女性を連れてくる

 J男は、自分が期待していたほど私が思い通りにならないと気付いたのか、途中から私を食事や仕事関連のイベントに誘うことがなくなりました。まあ、私も露骨に断っていましたし…。

その頃からちょくちょく、知り合いの女性を職場に連れてくるようになりました。普段から男女関係なく知り合いを連れてくるのですが、若くて可愛らしいその女性の時だけ微妙に空気が違います。仕事と称しているのですが、隣室からは明らかに普段よりウキウキしているJ男と、楽しそうな女性の会話が聞こえてきます。その後は、営業時間中にも関わらず「じゃあ僕はこのまま出るんで。」と、片付けなど後のことを全て私に押し付けて2人で出ていくのです。後で見ても、その女性から料金をきちんともらっていたことはありませんでした。J男が経営している場所なのだから何も言えませんが、J男が使った部屋の掃除なども押し付けられている私は、時給ももらえていないのに…。

混乱して、おかしな思考に陥っていく

こんなことが繰り返される度に、モヤモヤして、女性として傷ついている自分に気付きました。そしてなぜか、
「私にもっと可愛げがあって、イライラせずに優しくできてれば、こんなことされないのかな。最初の頃みたいに、最後まで一緒に働いて、夕飯に誘われたりするのかな…。」
というおかしな思考がわいてきました。その時はJ男への信頼感など完全に無くなっていて、軽蔑さえしていて、誘いはすべて断っていたのに、です。その奇妙な考えに支配されていくうちに、
「え、あれ、私、J男のことが好きなの?」
とすごく混乱しました。認知的不協和ってやつだと思います(個人的には、自己愛から離れられない被害者のほとんどは、認知的不協和に陥っていると思っています)。散々愚痴を聞いてもらっていた友人たちに、「私、J男のことが好きだったのかもしれない…」と言って驚かせていました。そう考えないと、自分を保てなかった気がします。今思えば相当、情緒不安定な人ですね。(この不協和は、J男と無事離れてからも、かなり長い間気持ちを縛り続けたほどです。)

そうやって私を混乱させようとしていたとも考えられそうですが、J男は人の感情を想像できない人なので、そんな複雑な策略ができたとは思えません。単純に、私で満たせなくなった自己愛を、他の女性で満たすためにやっていただけの気がします。…ただ、それを私の目の前でやることで、君になんか興味ないというアピールはしているようには感じました。

扉の開いた友人(下記の過去記事参照)に相談した時、「自己愛の男は、常に周囲に女性を置いておきたがるんだよ。私の時の奴も、周りから『女狂い』って呼ばれてたくらい。J男もペグちゃんに『俺イケてる』ってところ見せたいんだよ。」と言ってもらえて、少し気持ちが楽になりました。やっぱり扉が開いた友達は本質を見抜いています。

pegrecovery.hatenablog.jp

でもそう言われたことで、「やっぱり、もう私と一緒にいい仕事をしていこうっていう気持ちはなくなったんだな。私はここに来てからJ男に気を使って我慢ばかりなのに…やっぱり私の気持ちなんて全然見えていないんだな。」と悲しくなったのも覚えています。

私が体調を崩した頃から、J男は徐々に事務所で過ごす時間が減っていきました。外部での活動にせっせと参加していたようです。J男がいなくなってくれる方が仕事もはかどるし、不愉快なことも言われずイライラもしないので、明らかに快適です。それなのに、心の片隅では悲しいような虚しいような、ぐずぐずした不快な気持ちになるという、本当に混乱した状況でした。

恋愛感情を持ち出されていたら危なかった

J男は、回避傾向も強い感じがあったので、誰に対しても自分から口説くようなことはしない&できないタイプだったと思います。まだ私を過剰に賞賛してきた頃でさえ、誘われて行った食事でのあまりの気遣いのなさに、「これはモテる人の感じじゃないなぁ」と感じました。そのことは、不幸中の幸いだったと今でも思います。あの混乱した心理状態に恋愛感情を持ち込まれていたら、きっとそう簡単には離れられなかったと思います。

被害者に女性としての魅力がないわけじゃない

私が今でも励まされているブログ「tiara(自己愛性人格障害の彼の対処法)」では、いろいろな記事の中で「被害者の女性に会ってみると、本当に魅力的な人が多い」と書かれています。私も当てはまるとは誰も言っていませんが(笑)、そうやって励ましてくれる記事を信じて読み続けることで、すり減っていた自信を取り戻してきました。他にも励まされる記事がたくさんあるので、離れたい人、離れた後の後遺症に悩まされている人にはおすすめです。

もう1つ、辛かったときに読んでいて泣いてしまったのが、

nanahime.blog71.fc2.com

この記事です。J男に対して抱えていた複雑な気持ちをかなり正確に表現してくれている気がしました。そして最後の

「たいせつにされない原因は、自分の努力や魅力が足りないからだなどとは、決して考えないでください。」

という部分は、「私が可愛げがないからダメだったのかな」「もっと頑張れば分かってもらえたのかな」という思いが少し残ったままJ男と離れた私にとって、本当に癒されるものでした。

もし、今自分を責めて苦しんでいる人がいたら、この文章を何度も読んで欲しいです。

自己愛性人格障害発達障害

上のブログ記事の中でちらっと出てきますが、自己愛と発達障害はかなり似ている特徴があるようです。当初から、J男にもあてはまる気がしていました。これも書き始めると長くなるのでまた別の機会に。

余談になりますが、後々辞める私のかわりに、冒頭で書いた可愛い女性を雇おうとして即断られたようでした。ちょっとすっきりしましたね、言葉は悪いですが「ざまーみろ」って。そんなこと思ってしまう自分もすごく嫌でしたけど。