持つべきものは扉が開いた友達(その2)

ほとんどアクセスのないブログですが、近々メールアドレスを作って載せる予定です。めんどくさがりなもので、なかなか・・・。

さて今日は、もう一人の扉が開いた友達の話です。大学の同級生、マルコです。

自己愛被害の大先輩

彼女は、私が被害にあう2年位前から、職場の自己愛(H男・40代)からちょくちょく被害にあっていました。当時は、お互い自己愛というものの存在は知りません。マルコは何を話しても爆笑もののトーク力を持っているので、いつも熱弁するH男びっくりエピソードを「相変わらずヤバいねー!」「ほんとにそんな人いるの?!」と半分笑いながら聞いていました。それでも、「あれ絶対、前頭葉かどっか、脳に障害があると思う」という言葉は、なんとなく納得できる内容でした。

その後私はJ男と知り合うのですが、J男って何かおかしいと気付いてからも、H男のエピソードと重ねたことは一度もありませんでした。おとなしいJ男に対して、積極型のH男という感じで、タイプが全然違ったからです。表出している危険度は、J男のほうがかなりマシだったと思います。

お互い自己愛被害者だと気付く

しばらく2人で会う余裕がなく、「H男もJ男も、自己愛性人格障害ってやつだと思うんだけど…」と気付いて伝えてみたのは、私が追いつめられて体調を崩しダウンし、「もう辞めるしかないかもな」と考え始めていた頃でした。

マルコも気軽な気持ちで調べたそうですが、あまりにあてはまっていて、職場で「ねえ、自己愛性人格障害って調べて!!」「うわ、アイツの特徴そのままじゃん!!」と、同僚とかなり盛り上がったそうです。「職場にヤバさを共有できる人がいるってほんとうらやましい」と言うと、「ペグのところのJ男は、うちのよりマシっぽいけど、1人で相手にするのは恐怖だと思うよ。だってあれ、まともに会話になんないでしょ。」と分かってくれて、救われました。

根は優しいけれど気が強いマルコは、あまりに「はぁああ?!」となることばかりしてくるH男に堪忍袋の緒が切れて、呼び出して1対1で文句を言ってやった!と話してくれました。すごい・・・。そんな気の強い、弁が立つ彼女でさえ、その時に心から「あー、コイツ、まともに会話できる相手じゃないわ、ヤバいわ。」と悟ったそうです。年下の女性に怒られても平然としていたH男は、その後自分の部署に戻り、周囲に狂ったように「ねぇ、俺が悪いの?!」とみんなに聞き回り、みんなから「まぁ、そうでしょうね…」という反応をされていたと同僚が教えてくれたそうです。ほんとこんな大人がいるんですね…。

このパターンはH男が普段からうるさくて嫌われていたので周りも味方してくれましたが、真似しないほうがいいですね。

それ以降、マルコと会ってもH男の話が出てくることは殆どなくなりました。ターゲットになりづらくなったし、彼女も見限ったんだと思います。

タイプは違っても行動原理は同じ

私が辞めると決心して、「J男に言おう。でも怖いなあ・・・逆切れされたらどうしよう・・・」と怯えていた日、マルコは直前までLINEで励ましてくれました。伝え終えた後の、「いや、びっくり・・・全く対話にならなかった・・・こんな奴だったなんて・・・今まで頑張ってきたの、なんだったんだろう・・・。」という最後の最後となるびっくり報告も、共感しながら聴いてくれました。

私が辞める気持ちを伝えるにあたっては、本当の原因(J男に対する不満)は一切伝えずに、建前の理由をつけ、精いっぱいの感謝・誠意とともに辞意を伝えました。それに対してJ男は、ヘラヘラしながら「へー、僕は全然続けてもらって構わないんですけど」と言いました。普通の経営者・上司だったら、体調を崩して辞意を決意したスタッフが、真剣な表情で退職の意志を伝えているときに、笑いながらこんなこと言えますかね?びっくりでした。

その後の会話は、思い出すと未だに脳がぐんにゃりと歪みそうになるので、また別の機会にと思いますが。帰ってすぐにマルコに聞いてもらうと、「うわ、私がH男に言ってやった時と全く一緒の反応だよ。アイツら、『僕は何にも傷ついてませんよ~、どうしてそんなに熱くなってるんですか?』みたいなおすまし顔してるけど、心ではめちゃくちゃテンパってるからね。」「最後までマウンティングしてくるとか、ほんとに最低だな。」「J男、今夜はうなされて眠れないんじゃないの。」と共感&解説してくれたので、本当に本当に救われました。あの日、もしマルコの言葉がなかったら、私のダメージは倍以上だったと思うし、「は・・・?!」という驚きと、理解できない恐怖感をもっともっと引きずっていたと思います。

何度も書きますが、「自己愛被害を聴いてもらうなら、扉が開いていない100人よりも、扉が開いた1人」だと私は強く思います。

話し合いは本当にできない

ちょっと話はズレますが、辞めると伝えた時のエピソードからも、「自己愛とは話し合いにならない」というのは本当だと実感しました。特にこちらの意志を相手に伝えるための話し合いは、絶対に成立しません。うまくいっていると感じるとしたら、お互いの利害が一致している内容の時か、相手にとってどうでもいい内容の時です。

利害が一致しない時の話し合いでは、相手に分かってもらおうとか、誠意を示すとかは本当に無駄な労力で、自分がダメージを受けるだけだと思います。

っていう情報もネットで読んで分かっていたはずですが、実際に体験してみないと分からないものですねぇ・・・。