回復の道のり

前回の最後に、今後書きたい内容を予告したせいか、アクセス数が普段よりUPしていて焦ってしまう小心者。ちゃんと書かねばと、当時カフェで泣きながらメモを書いていたノートを引っ張りだしてきたところですが、記事にするにはもう少しかかるかと・・・。

逃げてからも疲れる…けど逃げるために

自己愛から逃げられない心理になってしまうのは、「離れた後どうなるか」を予測できないのが1つの理由だと思います。人間、先の見えないことを選択するリスクより、多少不便でも現状維持を選んでしまうものですからね。自己愛の被害でメンタルが弱っていたら尚更です。

なので今日は私が逃げることを決めてから現在までの心の移り変わりを振り返ってみました。

  • 辞めると伝えた直後:恋愛の「自分から振ったのに寂しくなる」パターンのような何ともいえない切ない気持ちが押し寄せてくる
  • その寂しさと「やっぱもう無理」が交互に押し寄せてくる中で「うまくやる方法あったのかな・・・ないよな・・・ない」の自問自答を繰り返して、辞める日を待つ。
  • 無事退職
  • 清々しさいっぱいながらも、完全には気持ちは晴れない。
  • 相手の動向がすごく気になって調べてしまう
  • 徐々に「やっぱ変だったよなぁ」と思う余裕が出てくる
  • 「やっぱ変だった!」と確信に変わり、「何で我慢してたんだろう!」と怒りのみになる(ブログ書き始めの頃)
  • さっさと忘れたい。

という感じです。恋愛だとこう簡単にはいかないとは思いますが。それに、離れることをすすめておきながらあれなんですけど、残念ながら、離れてからも別の意味でしんどいっていうことはお伝えしておきたいです。まずは執着心を断ち切ることの辛さ。離れた後も、されたことへの怒りがわいてきたり、逃げられて後悔しやがれって気持ちだったり、他の人はなんで気付かないで付き合っていられるんだろう?!というイライラだったり・・・。

第一関門

そんな気持ちの波・・・特に最初の、「相手への執着心や可哀そう・私が救ってあげたいという気持ちを切り捨てる」ことの辛さを乗り越えるためにも、行動に移すなら「何があっても絶対に戻らない」と決めてからでないと、結局また同じことの繰り返しでどんどん辛くなると思います。つまりは、ある程度心が回復してから&当面の生活費などの目処がついてからがいいのでしょうね。できれば扉が開いている味方がいるのが望ましいです。

ってエラそうに言えるのはもう心が離れたからであって。当時の私は「辞めてみて、それでもどうしても辛かったら、また程よい距離で(勉強会とかだけ)関わればいい」と言い聞かせることで、離れがたい気持ちを断ち切っていましたね。けなげ~。この矛盾する感情に理由をつけるために、「私、結局J男のこと好きなんだろうな」と思い込んでいましたね・・・怖い怖い。

実際離れてみたら、「うわーーーこの平穏が普通の日常だった!」という気持ちが圧倒的で、「絶対に戻るなんてあり得ない、二度と会うかペッ!!」って思えました。そのあたりは最初の頃にも書きました。

pegrecovery.hatenablog.jp

私の場合、関わった期間が短かったこと、恋愛関係でなかったこと、相手は気が小さくてプライドが高いタイプなので一度も連絡してこなかったことが良かったです。「もし連絡してきたらこう返してやるんだ」って日々ナイフのようなセリフを練っていたので(←陰険)、どんな言葉を言われても戻ってしまうことはなかったですが。

これは、一度回復した後にリバウンドしてしまった時のショックが大きかったから「何と言われようと無理」と思えていたのもあるし、沢山の自己愛対策をネットで収集していた成果も大きいと思います。

第二関門

「戻らない」という第一関門を乗り越えたとしても、回復するにつれて怒りがどんどんわいてくる時期がきて、相手の動向も気になる・・・。この期間が思った以上に長くて疲れます。考える時間を減らすために、夢中になれることや忙しさの中に身を置くのが良いかと思います。恋愛の場合なら、次の恋愛ってことになるんでしょうけど、自己愛被害にあった後にすぐ次の恋愛にいける精神力の人ってなかなかいないと思うので・・・。行きたい所、食べたいもの、会いたい人、読みたい本、見たい映画、やってみたいこと・・・たくさん考えておくのもいいでしょうね。わくわくすることを考えるだけでも心の回復につながると思います。

私は10日くらい休んだらすぐに独立準備に取り掛かりました。それまでの私だったら、「しばらくゆっくり休もう・・・チーン」となっていたはずですが、人生で初めて、「あんな奴のためにうちひしがれて、これ以上貴重な時間を無駄にするなんて絶対に嫌だ!!」というものすごい反骨精神がわいてきて、怒りを原動力にして動きました。普通最低でも半年くらいかかるところ、ゼロの状態から2か月半後には何とか形にして事務所オープンしたので、愚痴を聞いてくれていた友人たちはびっくりしていました。

ちょっと話がズレますが、扉が開いていない友達は、慰めのつもりで「辛い思いをしたおかげでこうやって開業できたと思えば・・・」みたいなことを言ってきがちなんですが、「いやちょっと待ってそれだけは絶対ないから。あんな奴のおかげでなんて思いたくないし、あんな経験しないで生きていけるなら絶対そのほうがいいから!」ってすかさず制止してきました。その気持ちは今も変わりませんけど、大分落ち着いたので、「扉が開いたきっかけが、あの程度の自己愛でよかった」とは思います。もっと頭の切れる相手だったり、恋愛・結婚相手だったと想像したら辛すぎます。

どうか、あの頃の私のような辛い思いをしている人が早く逃げて回復できますように。